(2018年2月8日初稿)
こんにちは!
サバ眼鏡野郎のちょんまえです。
今回は、私の趣味にも通ずるAPSカップ用の
サングラスをご納品しましたのでご紹介します。
そもそも「APS」とは何か知らない方のためにご紹介。
APSは、Air Precision Shooting の略で、
エアーガンによる精密射撃競技です。
このような専用のエアガンを使用します。
そしてAPSカップとは、エアスポーツガンによる
スポーツシューティングを追求する競技会です。
上記のようなハンドガンは
ブルズアイ・プレート・シルエットの3競技、
ライフルではブルズアイ・プレート・ムーバーの
3競技で構成されています。
(日本エアースポーツガン協会様より抜粋)
つまり、サバゲーのように戦闘を模す遊びとは違い、
自己の集中力をコントロールして満足できる結果を
ターゲットに残すという精神的な一面と、
その集中力を競技中変わらず持続させる
肉体的な一面を合わせもつ、
武道にもつながる高度なスポーツです。
今回APSカップ用に選んだサングラスはコチラ
オークリー フラックドラフト
このモデルを選んだ理由は、以下の3点です。
①レンズの大きさ
②二眼タイプ(デュアルレンズタイプ)で
度付きに対応
③レンズの脱着が簡単
以下に個別に説明していきます。
①レンズの大きさ
射撃体勢は人それぞれ異なりターゲットに対して
正面で立ったり半身で立ったりします。
また、競技によって立っていたり、
寝そべった状態で射撃体勢に入ることもあります。
そのどちらでも対応出来るように
レンズの横幅は広いが、レンズの縦幅は大きくない
タイプで選びました。
②二眼タイプ(デュアルレンズタイプ)で
度付きに対応
一眼タイプ(シールドタイプ)に比べて、
左右の度数が違う場合でもバランスが損なわれません。
実はここで重要なのが、
見る対象が左右で変えることが
できることです。
例えば、右利きの場合、エアガンは右手に持ち、
右眼でエアガンのサイト(照準)を見て、
左眼は、5~10m先のターゲットを見ます。
例えば、両眼とも遠方のターゲットに
視力を合わせすぎるとターゲットは見やすいが、
サイトがぼやけてしまいます。
逆も然りで、近方のサイトに視力を合わせすぎると
エアガンのサイトは見やすいが、
ターゲットがみづらい。
そこで、右眼は近方の視力に合わせ
左眼は遠方の視力に合わせるといった事が
必要になります。
左右で見る対象が違うというのは、他のスポーツでは
あまりなく、APSやクレー射撃、もしくは
アーチェリーなど照準を合わせる競技独特な要素です。
(2019年7月19日追記)
また、エアガンで使用するサイト(照準)によっても
矯正の度数を変えることを考えなくてはいけません。
(お店にターゲットになるものがないため
こちらをターゲットにします)
ターゲット(標的)をクリアに見ようとすると
スコープ内のレティクル(十字の照準線)や
リアサイトがにじむ場合があります。
その場合は、遠方が見やすい完全矯正値より
度数を弱めることでレティクルを見やすくする必要が
あります。
写真ではハンドガンで行っていますが、
アイリーフが短いスコープなどを使用するときは
考えなければいけません。
他方、
サイト(リアサイト)までの距離がある場合は、
ターゲットがクリアに見えるように
遠方度数を強くしても問題はありません。
アイリーフが長くなるドットサイトや
備え付けのアイアンサイト等を使う場合は、
問題ありません。
③レンズの脱着が簡単
フラックドラフトが他のモデルと一番違う点がコチラ
ご自身で簡単にレンズの交換ができることです。
今回、レンズを2組ご購入いただいており、
遠くを見やすくするレンズと
近方のサイトを見やすくするレンズになります。
理由として競技中は②で説明したように
左右のレンズで視力を変えています。
ただし、競技後でその状態では、
両眼でみると立体視しづらくなるため歩きづらく、
しいては眼精疲労にも繋がる恐れがあり、
両眼とも遠方用に変えることが必要になります。
そのため、フラックドラフトでは
ご自身でレンズの交換をすることが簡単です。
APS用のエアガンは店頭にはございませんが、
私物のエアガンは置いてありますので、
見え方の確認をしていただけます。
ちょんまえ(森前)
———-最新情報を随時更新しています———-
フェイスブックやってます↓
https://www.facebook.com/glashutte8019/
インスタ映え はこちら↓
https://www.instagram.com/eyewearshop_glashutte/
もちろんツイッターも↓