こんにちは!
グラスヒュッテのちょんまえです(^_^)v
どうもどうも、お久しぶりの方も
いらっしゃると思いますが、
覚えていらっしゃいますか?
初めての方もいらっしゃるので、
初めましてm(_ _”m)。
グラスヒュッテの元名物(?)
スタッフのちょんまえです。
今回はちょんまえが担当した
お客様をご紹介させていただきます。
ご紹介するお特殊様サングラスは
「クレー射撃用(+α)の
度付きサングラスを作りたいんですが・・・
私の度数でも作れますか?」
というご相談です。
先にお客様の度数はというと、
右-7.00 左-3.75 と私たちメガネ屋で
いうと不同視状態のお客様でした。
さらにいうと目幅(PD)が57㎜と
狭いお客様です。
今まで数々の度付きスポーツサングラスを
作成してきましたが、ここまでの不同視で
作るのは初めての試みでワクワク
(+出来るかなぁというちょっぴりの不安)で
提案させていただきました。
それがこちらです⬇️
今回のサングラス提案に関して、
お客様の要望は見え方はもちろんですが、
「クレー射撃のため、散弾銃に
頬付けした際にサングラスが動かないこと」
ということです。
どうしてもサングラスの縦幅が大きいと
頬付けした際サングラスが上に持ち上がってしまいます。
お客様にフルリムタイプのサングラスを掛けてもらうも、
どのモデルもフィット感はあるもののやはりサングラスが
持ち上がってしまいました。
そこで改善案として、ハーフリムのフレームを選択し、
レンズの厚みが出る目尻部分を短くすることを思いつきました。
素のレンズが右側、今回作成したレンズが左側です。
度なしのサングラスのレンズと比べると
3~4㎜ほど短く作成しました。
これによって頬付けした際に頬が
レンズに当たらないようにできました。
重ねると分かりやすいかも・・・。
また、左右でここまで度数が違うと
度数が弱い左レンズはフレームカーブに
合わせたハイカーブ(8カーブ)レンズで
作成は可能ですが、右レンズはというと
ハイカーブでは制作範囲外で作製することができず、
メーカー様と相談しても浅めの5カーブが限界でした。
左右でカーブ数が違うものを作成したことがないですし、
そもそも見栄えもあまりよろしくありません。
そこで今回は左右とも5カーブでの作成で
進めさせていただきました。
実はこれが功をそうしてレンズの厚みが前に出ることで
さらに頬付けした際に頬に当たらなくすることができました。
レンズカラーはクリアでも良かったのですが、
海外製のクレー射撃用サングラスを見ると
使用シーンや天候、更にはクレーの色によって
カラーを変えているようです。
さすがに度付きレンズをそこまで頻繁に
変えることは出来ませんので、
ちょんまえが実際に使用して、
コントラスト性能抜群の見え方の
ICRXのPLUS55を提案させていただきました。
お客様にお渡しすると頬にも当たらず、
掛け心地に非常に満足いただけて
ホッとしたちょんまえでした。
H様、末永くお使いくださいませ。