お客様より「カヤック用サングラス」のご要望
がありましたのでご紹介させていただきます。
そもそも「カヤック」をよくご存じない方も
多いのではないのでしょうか?
私も「カヌー」なんとなく分かるけど…
「カヤック」と何が違うの?という疑問から
「カヤック」というスポーツについて少し
調べてみました。
「カヤック」と「カヌー」の違いとは?
人々の移動手段として昔から親しまれてきたカヌー。
なんと6000年ほど前のユーフラテス川のほとりにある
王様の墓にも、かつて使われていたカヌーが
残されているそうです。
一般的にカヌーの方が歴史が古いのでよく耳にしますが
カヌーとカヤックの違いはなんでしょうか?
カヌーとカヤックはそれぞれ形状が違い、
カヌーには甲板「=蓋」がありませんが、
カヤックには甲板があります。
↑一般的なカヌーの形状。
いわゆる「蓋」がありません。
↑カヤックの形状。漕ぎ手が座るコックピット以外が
「蓋」で覆われています。
さらにはパドル(櫂←かい)に付いている
ブレード(水かき)も異なります。
カヌーは水かきが1つしか付いていませんが、
カヤックは2つ付いています。
こちらがカヌー用のパドルで、水かきが1つだけです。
こちらがカヤックのパドルで水かきが2つあります。
カヌーは船の片側だけで漕ぐため方向を
コントロールする技術が必要です。
反対にカヤックは船の両側で漕ぐのでカヌーより
速度を出すことができます。
スプリントとスラローム
今回東京オリンピックが残念なことに
延期になってしまいましたが
カヌー関連競技だけでなんと16種目もあります!
大きく分けて
「スプリント」という
平らで静かな水面を漕ぎスピードを競う競技と、
「スラローム」という流れのある川を上流から下流へと
下る競技に分かれます。
前回のリオオリンピックでは羽根田卓也選手が
スラローム男子で日本初となる銅メダルを獲得した
ことも記憶に新しいですね!
(この羽根田選手、愛知県豊田市出身なんですよ!
地元選手の活躍は嬉しいですね!)
少々前置きが長くなってしまいましたが…
今回ご案内させていただいた
カヤック用サングラスがこちら!
オークリーFIELD JACKET
+TALEX アクションコパー
お客様のご要望として
暗くなるサングラスではなく、
水面のギラツキをしっかり抑えられる
サングラスでした。
オークリーのレンズは
光学性能、耐衝撃性は大変優れていますが、
レンズカラーは虹彩の色素が薄い欧米人向けなので
可視光線透過率20%未満のカラーが主流になって
います。
つまり日本人の眼には濃すぎるってことなんです。
フレーム性能としてはオークリーは抜群なので、
レンズだけは日本製で偏光レンズとしては最高峰の
TALEXをご案内させていただきました。
こちらのサングラスの優れているところは
ノーズ部分のフックを下げることで
顔とサングラスレンズの間にスキマができるんです!
写真上部のフックをカチっと下げると…
ノーズ部分が手前に可動し、眉間部分にすき間を
空けることで顔の「ほてり」からくる熱が逃げ、
レンズが曇るのを防いでくれます。
レンズサイズは64サイズあるので
広い視界を確保します。
レンズはTALEXのアクションコパーというカラーで
可視光線透過率30%、偏光度99%という
ハイスペックレンズを搭載させていただきました。
コントラストに特化しているため
カヤックのスピードが出ている際でも
水の中の小さな変化を察知することができます。
ストレートテンプルなので
耳にかかるストレスもありません。
カヤック用サングラスのまとめ
①偏光レンズは絶対必需品
②天候に左右されないレンズカラーを選ぶ
③曇りにくいデザインのものを選ぶ
もちろん1本で万能なものはないので
快晴用などもあるといいですね!
このブログを書いたスタッフ ヤギ店長
私もカヤックやりたくなっちゃいました!