グラスヒュッテです。
今このブログを書いている本日の名古屋の最高気温は28°
5月半ばにしてもう夏かよと突っ込みたくなる暑さですが、
もっともっと暑くなる夏本番に向けて、今回はロードバイク用の
度付きサングラスの作成事例のご紹介。
Frame : OAKLEY – PLAZMA / RED TIGER
Lens : ICRX – NXT HCD / PLUS VARIA
フレームはOAKLEYのPLAZMA(プラズマ)というモデル。
何といってもまず目につくのはインパクト抜群のトラ柄フレーム。
今年登場した新色『RED TIGER』になります。
こういったアニマルパターンをオークリーがリリースするのは
久しぶりではないでしょうか。
フレーム形状は、オークリーファン、特にサイクリストから惜しまれつつも
現在では廃盤になってしまった名作「RACING JACKET」の
デザインをインスパイヤし、生まれた後継モデルになります。
ぱっと見でも分かる多角形のレンズシェイプが特徴的。
正面だけでなくサイドのテンプルも目を引くデザインですね。
レンズサイズは従来のRACING JACKETよりもコンパクトになっていますが、
天地幅は広くなっているので、前傾姿勢になってもしっかり視野を確保します。
レンズにはICRX社のNXT素材を採用。
米陸軍による超軽量プロテクター開発プロジェクトから生まれた素材で、
万が一の落車など、強い衝撃から眼を保護してくれます。
今回お選びいただいたカラーはPLUS VARIA(プラスヴァリア)という調光レンズ。
調光レンズは紫外線に反応してレンズの濃度が変化するので
日中のライドでは濃いカラー、暗い時間帯や屋内では薄い色に戻る為
一日中かけっぱなしでいられるのが魅力のひとつです。
この「PLUS VARIA」は人間の色の知覚となる三原色が区別しにくくなる領域の波長を
ピンポイントで抑制。網膜が本来感じている色を脳が正確に識別できるようにすることで、
ストレスのないカラーコントラストを実現します。
サイクリングのシーンでは路面の白線や凹凸感、水溜まり等を識別し易くなったりといったメリットがあります。
レンズ表面のコーティングにはレッドミラーをチョイス。
レッドを基調としたフレームとの相性は言うまでもなく抜群です。
こうして仕上がった特別な一本。これからの季節は新しいサングラスでガンガン走ってくださいませ~