グラスヒュッテです。
先日お客様よりお受けしたのはこんな度付サングラスのご相談。
「ゲイターズのフレームで度付サングラスを作りたい」
「狩猟やクレー射撃に適したレンズが良い」
「且つ日常使いもしたい」
先述したように趣味で狩猟やクレー射撃をやられるという多趣味なお客様でした。
この記事に辿り着いた方にはもはや説明は不要かもですが、
クレー射撃は素焼きの皿を空中に飛ばし、それを狙って散弾銃で撃つ競技。
ライフル射撃と大きく違うのは標的が固定されていない点。
もう一つのご趣味の狩猟についても標的が生き物なわけですから当然動きます。
そんなシーンにも使えて且つ、普段も使いたいということで
今回お作りさせていただいたサングラスはこちらになります。
フレームは当初のご希望のゲイターズから「DELTA」というモデルをチョイス。
クラシックなウェリントン型フレームで、タウンユースに持ってこいのモデルです。
また、ゲイターズでは比較的浅めの6カーブ設計の為、日本人でもかけやすいのも魅力です。
勿論GATORZの十八番である「調整可能アルミニウムフレーム」や「耐久性」を
標準搭載。タウンユースながらアクティブなご用途にも繰り出せるタフな仕様です。
レンズについては当ブログではお馴染み、ICRX社のNXTレンズを採用。
米陸軍による超軽量プロテクター開発プロジェクトから生まれた素材で、
強い衝撃からも眼を保護します。
今回お選びいただいたのはDAYNITE(デイナイト)と呼ばれるカラーで
紫外線によって濃度が変化する調光レンズです。可視光線透過率は26%~78%。
三原色=「赤」「緑」「青」が区別しにくくなる領域の波長をピンポイントで抑制することで
優れたコントラスト性を実現。シューティングや狩猟でも動く標的を視認し易くなります。
また、紫外線量で濃度変化するため、山中の急な天候の変化や光の届きにくい森林での
アクティビティでも快適に使用できる器用なレンズです。
インドアなど紫外線が弱いところでは普通のメガネと見た目が殆ど変わらないほど
レンズカラーが淡くなる為、周囲の人にも威圧感を与えず常用できますよ。
今回のお客様の度数は両眼とも合算約-6.00D。
レンズに厚みは出たものの、きっちりフレームカーブに合わせたレンズで仕上がりました。
と、こんな感じで作成事例のご紹介でした。
ニッチな用途のサングラスのご相談も是非グラスヒュッテまで👍